[上海 18日 ロイター] - 中国の30年国債利回りが18日の取引で、2.5%を割り込んで7週間ぶりの低水準を付けた。投資リスクに関する規制当局の警告にもかかわらず、長期国債に対する根強い需要が見られている。

利回りが心理的に重要な節目水準を下回ったことで、中国人民銀行(中央銀行)が市場で国債を直接売却するなど、熱狂的な買いを抑制する追加措置を講じる可能性があるとの見方が強まるとみられる。

景気低迷や株式市場の変動を受けた投資家の安全資産への逃避で、債券価格は今年堅調に推移し、利回りは低下してきた。

人民銀行は先月、必要に応じて国債を売却すると発表。これを受けて長期債の利回りは上昇していた。

市場筋によると、利回りが再び低下した背景には、銀行の預金金利がさらに低下し、債券市場への資金流入につながる可能性への期待もあるという。