[ワシントン 21日 ロイター] - 米S&Pグローバルが21日発表した6月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は54.6と、2022年4月以来2年2カ月ぶりの高水準となった。

PMIは50が拡大と縮小の節目となっている。サービス部門と製造業の両方が上昇に貢献した。5月は54.5だった。

新規受注指数は5月の51.7から6月は53.4に上昇した。

雇用指数も3カ月ぶりに上昇した。「向こう1年間の企業信頼感の改善」と「需要増加による操業能力への新たな圧力」が理由だという。

ただ、物価上昇圧力は大幅に弱まり、インフレ減速が持続する可能性が高いとの期待も高まっている。

投入価格指数は5月の57.2から56.6に低下した。産出価格指数も5月の54.3から5カ月ぶりの低水準となる53.5に低下した。鈍化は製造業とサービス業の両方で見られた。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのチーフ・ビジネス・エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「歴史的に見て、このところ低下している価格指標は米連邦準備理事会(FRB)の2%のインフレ目標に一致することを示している」と述べた。

製造業PMIは51.7となり、5月の51.3からわずかに上昇した。ロイターがまとめたエコノミスト予想では51に低下すると予想されていた。

サービス業PMIは55.1となり、5月の54.8から上昇して2年2カ月ぶりの高水準となった。エコノミスト予想の53.7を上回った。