[ロンドン 28日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ(BofA)グローバル・リサーチの週間調査によると、26日までの週は欧州株とハイテク株から資金が流出し、新興国株式・債券に資金が流入した。

ハイテク株からは36億ドルが流出。過去16週間で最大の流出となった。前週は記録的な資金流入となっていた。半導体大手エヌビディアなど米ハイテク株の値動きはここ数日、不安定になっている。

欧州株からは過去14週間で最大となる21億ドルが流出。フランス下院選を巡る不透明感が圧迫要因となった。

一方、新興国株式には過去20週間で最大の資金が流入。新興国債券にも過去3カ月で最大の資金が流入した。

調査はEPFRのデータを基にしている。