ECB金利は適切な水準、インフレ低下は一時的=シュナーベル氏

ロイター6/12(木)20:13

ECB金利は適切な水準、インフレ低下は一時的=シュナーベル氏

欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事(写真)は、現行の金利水準は「適切な位置にある」との認識を示した。2019年撮影(2025年 ロイター/Ralph Orlowski/File Photo)

[ブリュッセル 12日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は、現行の金利水準は「適切な位置にある」との認識を示した。インフレ率は鈍化が予想されるものの、中期的には目標の2%に戻る可能性が高いとの見解を示した。

ECBが2026年にユーロ圏のインフレ率が1.6%へ低下すると予測しているが、シュナーベル氏はセミナーで、エネルギー価格の影響とユーロ高による一時的な現象に過ぎないとの見方を示した。「これは(政策対応を)見送るべき一時的な逸脱の明らかな事例だ」と述べた。

「コアインフレ率は実際には2%から離れていない。これについて安心しており、消費者や企業のインフレ期待は実際には2%を上回っている」と語った。

タカ派の同理事は、インフレが目標を上回って何年も続いた後にインフレ期待が目標の2%より下方に振れても特に懸念はないと指摘。「これは総合インフレ率が目標から一時的に乖離したとしても無視できる非常に明確な例だ。インフレ期待が安定している状況では、目標からの緩やかな乖離は無視あるいは容認できると考えている」と述べた。

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