香港、11月区議会選が林鄭政府への支持率示すバロメーターに

香港、11月区議会選が林鄭政府への支持率示すバロメーターに

[香港 18日 ロイター] - 11月24日の香港区議会(地方議会、定数452議席)選では、ほぼすての議席枠に民主派勢力が立候補する。香港政府に反対する4カ月の抗議活動に触発されたためで、投票結果は林鄭月娥政府への支持の程度を示すバロメーターとなりそうだ。

区議会選はこれまでは注目が低く、大半を親中派の候補者が占めていた。しかし、今回は過去最高の1104人が立候補、有権者登録も過去最高の410万人となった。

民主派のベテラン政治家、劉慧卿(エミリー・ラウ)氏は「数カ月の抗議活動が多くの人々を、とりわけ以前は有権者登録や投票に見向きもしなかった若い世代を刺激した」と語る。

民主派活動家のジョセフ・チェン氏は放送局RTHKに、ほんの数カ月前までは立候補者集めに苦労していたと明かした。

区議会選は香港立法会(議会)の勢力図に直接影響するわけではない。しかし、区議会は地元の支出権限を握る上、有望な新人政治家の修練の場になる。香港行政長官を選出する委員会の構成に影響を与えるほか、立法会の一部は区議会議員から選ばれる。

香港バブテスト大学のケニース・チャン准教授は「香港の人々は今回の選挙を、香港の全体情勢と林鄭行政長官の施政に対する意見表明の手段と見なし始めている」と話した。


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