[ワシントン 5日 ロイター] - 米通商代表部(USTR)のタイ代表は5日、中国当局者と「近い将来」に協議し、「第1段階」の米中通商合意の履行状況を精査する見通しと明らかにした。

タイ代表はフィナンシャル・タイムズ(FT)紙主催のオンラインイベントで、トランプ前政権が締結した2年間の米中通商合意を含め、通商政策の継続性が重要で、同合意が今後の礎になるとの認識を示した。

「第1段階」の通商合意で中国側の交渉団を主導した劉鶴副首相や、他の政府高官らとこれまでに接触していないとしつつも、近く正式に会合し、「中国の履行状況や主張を検証すると同時に米国の利益を強調し、今後の道筋を支援することを期待している」と語った。

バイデン政権が近く、トランプ前政権が課した年間3700億ドル相当の対中関税を撤廃するかとの質問に対しては、「第1段階」の通商合意の「有効性」と、同合意の履行状況に関する中国当局者との協議の結果次第と応じた。