[ワシントン 14日 ロイター] - バイデン米大統領は14日、米国への移民希望者に対し、医療保険の加入や入国後の医療保険支払い能力の提示を義務付けたトランプ前政権による移民規制措置を撤回すると発表した。バイデン氏は撤回の理由について「米国の利益にならない」と説明した。

トランプ氏は2019年、米国への移民を希望する人に対し、米国入国後30日以内に米国の医療保険に加入していることを証明するか、医療費の支払いができる十分な資金を提示することを義務付けた。

移民支援団体は、この規制により合法的移民の3分の2が入国不可能になると指摘していた。

バイデン氏は、トランプ氏の移民政策の多くを撤回すると表明しており、イスラム教徒の多い国やアフリカ諸国13カ国からの入国規制を廃止。メキシコとの国境の壁建設も中止している。

バイデン氏はこのほか、歴史的人物像に抗議するデモや過度の政府規制を批判したトランプ氏の大統領令についても撤回する方針を示した。