[ニューデリー 14日 ロイター] - インドで14日、デリー首都圏を含め、多くの州で新型コロナウイルスの規制が緩和された。

デリー首都圏では、すべての商店とショッピングモールが営業再開を許可された。

新規感染者が過去2カ月あまりで最低の水準に減少したことが背景。

ただ、インドのワクチン接種率は成人人口の約5%にとどまっており、専門家は経済活動の完全な再開には慎重な姿勢を示している。

保健省のデータによると、インドの1日当たりの新規感染者は、5月に約40万人とピークに達したが、今月14日に報告された新規感染者は7万0421人と、3月31日以降で最低となった。

死者は3921人増加した。

デリー首都圏では、すべての商店とショッピングモールの営業再開が許可されたが、バー、ジム、映画館、公園などは引き続き休業となっている。

デリー首都圏のケジリワル首相は13日のテレビ演説で、市場と飲食店については、今週状況を注視するとし、「感染者が増えれば、再び厳格な規制を導入する」と述べた。

自動車産業が盛んな南部タミルナド州では、一部の企業が従業員の50%の職場復帰を認められた。バスの運行は今月21日まで停止される。

ハイテク産業の中心地ベンガルールでは、夜間と週末の外出禁止は継続しているものの、企業は部分的な営業再開が許可され、交通量が増している。

インドでは、多くの人が日給で食費や家賃を払っており、経済活動の再開を求める声が強い。