[メルボルン 27日 ロイター] - アジア時間の原油先物は小幅に上昇。世界各地の新型コロナウイルス感染拡大による原油需要への悪影響は、供給の引き締まった状態とコロナワクチンの接種率の上昇で相殺されるとの見方が広がっている。

0128GMT(日本時間午前10時28分)現在、北海ブレント先物は0.13ドル(0.2%)高の1バレル=74.63ドル。米WTI先物は0.04ドル高の71.95ドル。

米当局はコロナ感染状況が悪化しているスペインやポルトガルへの渡航警戒レベルを引き上げ、ホワイトハウスはコロナ変異株「デルタ」の感染が米国内外で拡大し、国内で感染者が増加している状況を踏まえ、現行の渡航制限を「現時点で」解除しないと確認したが、原油先物への影響は見られなかった。

一方、英国で26日に報告されたコロナ新規感染者数が今月4日以来の低水準となったのは前向きな兆し。

ANZリサーチのアナリストチームは調査ノートで「主要地域の大半で道路の交通量データは強い内容となっており、感染者増加の影響がごく限られていると示唆している」と指摘。「投資家はまた、米国のシェールオイル生産業者が引き続き生産を抑えていることを好感している」とした。