[パリ 27日 ロイター] - フランス捜査当局は、同国のダチ元法相(53)がフランス自動車大手ルノーと日産自動車の企業連合からコンサルタント報酬を得ていたとして、収賄などの疑いで正式な捜査に乗り出す。フランスのラジオや新聞が伝えた。

捜査当局は、企業連合を率いていた元日産自動車会長カルロス・ゴーン被告による会計上の不正容疑を複数追求している。当局は2019年、日産ルノー連合が利用していたオランダの合弁企業からダチ氏が受け取った報酬について捜査を始めていた。

ダチ氏は先に、2010年から12年にかけてコンサルタントとして受け取った報酬を巡る不正を否認した。

日産ルノーは2009年、ダチ氏が欧州議会議員となるため法相を辞した後に同氏を採用した。ダチ氏は昨年のパリ市議会選に出馬している。

捜査当局とダチ氏の弁護士のコメントは得られていない。ルノーはコメントを控えた。