[ワシントン 29日 ロイター] - 米国務省は29日、中国・河南省で最近発生した洪水に関する取材を行っている米国など外国記者への厳しい監視や嫌がらせ、脅し行為を深く懸念していると表明した。

同省のプライス報道官は声明で、中国が批判的と見なすニュースに厳しく発言することが「世論の負の感情を引き起こし、緊迫した個人間の対立や嫌がらせにつながっている」と指摘。

中国外国人記者クラブ(FCCC)は27日、中国で発生した豪雨による洪水被害を取材していた外国メディアのジャーナリストがネット上や地元住民から嫌がらせを受けていたと明らかにした。英BBCと米紙ロサンゼルス・タイムズのスタッフは殺害の脅迫を受けたという。

報道官は「2022年北京冬季オリンピック・パラリンピックでの外国メディアや世界の歓迎を願う責任ある国家として振る舞うよう、中国に求める」とした。