[台北/北京 19日 ロイター] - 台湾は19日、台湾産の果物2種類の輸入を中国が停止すると発表したことを不当として世界貿易機関(WTO)に提訴する姿勢を示した。

中国税関総署は、台湾から輸入したバンレイシ(シュガーアップル)とレンブ(ワックスアップル)から検疫有害動植物のコナカイガラムシの一種が繰り返し検出されたとして、広東支署などに20日から通関手続きを停止するよう指示した。

台湾の農業委員会(農林水産省に相当)の陳吉仲主任委員(閣僚)は会見で、中国の措置は科学的根拠も示さず一方的なもので「受け入れられない」と述べた。同委員会が中国から輸入停止の通知を受けたのは現地時間19日午前9時だったという。

陳主任委員は、中国側には、双方の経済協力協定にのっとった問題解決手続き要請に9月30日までに応じなければWTOに提訴する方針を伝えたと説明した。