[ヨハネスブルク 23日 ロイター] - 南アフリカ準備銀行(中央銀行)は23日に開いた政策決定会合で、主要政策金利であるレポレートを予想通り3.5%に据え置いた。新型コロナウイルス禍からの景気回復はほぼ終了したとの見解を示した。

据え置きは7会合連続。全会一致で決定した。

四半期予測モデルでは、レポレートが今年第4・四半期に0.25%ポイント上昇し、2022─23年の各四半期に一段と上昇する見通しが示された。

声明で「これらのレポレートの水準は予測期間終了までの非常に緩和的な政策スタンスを反映しており、経済が回復を続ける中で資金需要を支える金融情勢を維持する」とした。

今年の国内総生産(GDP)見通しは5.3%と6月時の4.2%から引き上げた。鉱業などのセクターが上半期に力強く拡大したことなどが主因という。

中銀は「景気回復の大半は今や過去のものだ。輸出価格の上昇は収束するだろうが、非常に弱い雇用創出は家計消費を鈍化させる」とした。

今年のインフレ率見通しは平均4.4%と従来の4.3%からやや引き上げた。