[ロンドン 28日 ロイター] - 英国の主要都市に燃料のパニック買いが広がって品不足が発生している問題で、ジョンソン首相は28日、クリスマスに向けて政府が供給網を確立する取り組みを続けていると強調した。

多くの地域ではなお、数百カ所もの給油所が閉まったまま。ドライバーは営業しているスタンドを見つけるのに何時間もかかったり、消費者が灯油を買うために長蛇の列ができていたりしている。

ただジョンソン氏は「状況改善が見え始めている。われわれは業界から、給油所に普段通りの供給が戻りつつあると聞かされており、私は関係者全員に正常な形でビジネス活動をするよう促していく」と語った。

燃料の品薄は、トラック運転手不足により製油所からスタンドまでの輸送が滞ったことが発端。病院や社会福祉などの活動を止めないように、医師や看護師、その他社会インフラ維持のために働いている人々の車に優先的にガソリンを供給するべきだとの声も高まっている。

これについてジョンソン氏は、全体の状況が落ち着いて正常になれば、そうした人々の環境も良くなるとだけ述べた。

また同氏は、スタンドだけでなく供給網の全ての部分に製品を行き渡らせるという意味で、クリスマスまでとその後を乗り切るために必要なあらゆる備えを確保していきたいとの考えを示した。