[15日 ロイター] - 米国食品医薬品局(FDA)が米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンについて、若年層への接種の承認を巡る決定を先送りしていると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が15日、関係筋の情報として報じた。

ファイザー・ビオンテック製ワクチンに比べ、モデルナ製ワクチンの接種によって、若い男性の間で心筋炎の発生リスクが高まる恐れがあるかを精査していることが理由という。

ただ、関係筋によると、実際にリスクが高まるという判断には至っていない。決定は数週間ほど遅れる可能性があるものの、明確な時期は不明という。

フィンランドやスウェーデンなどの北欧諸国は、若年層の間でまれに心筋炎が発生するケースが報告されていることを受け、1991年以降に生まれた人へのモデルナ製ワクチンの接種を停止している。

モデルナは6月、12─17歳向けの使用許可をFDAに申請した。

FDAの報道官はロイターに対し、モデルナ製ワクチンに関する精査は進行中で、プロセスに必要な時間は予測できないものの、迅速にデータを評価していると語った。