[ソウル 21日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は21日、自国による最近のミサイル発射実験に対して米国は過剰反応しており、米国による協議提案の誠意に疑念があると表明した。

それによると、北朝鮮の外務省報道官は声明で、今週行った新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)実験は中長期自衛強化計画の一環で、米国など対象としたものではないと説明。それにもかかわらず米国が国連安全保障理事会の会合開催を呼び掛けたのは、「非常に挑発的な動き」だとした。安保理は20日に会合を開いた。

トーマスグリーンフィールド米国連大使は20日、米国は北朝鮮に対する敵対的な意図を持たないとの立場を改めて示し、北朝鮮に核・ミサイル実験を禁止する国連安保理決議を順守し、対話の提案を受け入れるよう求めた。

「朝鮮半島の完全な非核化という目標に向けて、持続的かつ実質的な対話を行う時が来た」と述べ、米国は前提条件なしでの北朝鮮との対話を提案したと明らかにした。

北朝鮮の外務省報道官は、「米国が既に保有し開発していたものと同じ武器システムを開発・試験したとしてわれわれを非難するのは明白なダブルスタンダード(二重基準)であり、われわれに敵意はないと語る彼らの誠意に対する疑いを増すだけだ」と指摘。米国や安保理が誤った行いを選択すれば「より重大で深刻な結果」に直面する可能性があるとし、「時限爆弾をもてあそぶ」ことをしないよう警告した。