[国連 20日 ロイター] - トーマスグリーンフィールド米国連大使は20日、米国が前提条件なしでの北朝鮮との対話を提案し、同国に対する敵対的な意図を持たないことを明確にしたと明らかにした。国連安全保障理事会はこの日、北朝鮮のミサイル発射を巡り会合を開いた。

同大使は記者団に対し「北朝鮮は安保理の決議を順守しなければならない。朝鮮半島の完全な非核化という目標に向けて、持続的かつ実質的な対話を行う時が来た」と述べた。

大使の発言について、ニューヨークの北朝鮮国連代表部からコメントは得られていない。

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記とトランプ米大統領(当時)は2018─19年に3回会談したが、北朝鮮に核放棄を求める米国側と制裁解除を要求する北朝鮮の間で溝は埋まらず、進展はなかった。

トーマスグリーンフィールド大使は、バイデン政権は「真剣で持続的な外交を行う用意がある」とした。

北朝鮮は19日、新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験を行った。

同大使は「一連の無謀な挑発行為の1つだ。非合法な活動で、複数の安保理決議に違反している。容認できない」と語った。