[ワシントン 24日 ロイター] - バイデン米政権のファウチ首席医療顧問は24日、米国内で11月上旬に5─11歳が対象の新型コロナウイルスワクチン接種が可能になる公算が大きいとの見方を示した。年末までに多数の子どもがワクチン接種を完了する可能性が出てきた。

ファウチ氏は米ABCの番組で「全てが順調にいき、規制上の承認と米疾病対策センター(CDC)の勧告を得られれれば、11月の1─2週目に5━11歳の子どもがワクチン接種できるようになる可能性は十分にある」と述べた。

米ファイザーと独ビオンテックは共同開発したワクチンの12歳未満への対象年齢引き下げを米食品医薬品局(FDA)に申請しており、FDAの諮問委員会が26日の会合で判断を検討する見通し。FDAは大抵の場合、諮問委の判断に従う。

CDCの諮問委員会は11月2─3日に会合を開いて、同ワクチンに関する勧告を決める見通し。

CDCのワレンスキー所長は24日のFOXニュースの番組で「5─11歳の子どもにワクチンを受けさせることに関心のある親が、どれだけ多いかは承知している。われわれはできる限り速やかに行動するつもりだ」と強調した。

5─11歳の接種が認められれば、米国内で約2800万人が接種対象に加わることになる。ファイザーとビオンテックは5歳未満への接種について研究を進めている。