[25日 ロイター] - ニュージーランド保健当局は25日、新型コロナウイルスの新たな市中感染者109人を確認した。1日当たりの新規感染者としては過去2番目の多さとなった。その大半が最大都市オークランドの感染者だった。

ニュージーランドはかつて新型コロナの撲滅に成功したかのように見える時期もあったが、その後オークランドなどで感染力が強いデルタ株の感染が拡大。オークランドでは2カ月以上、厳格なロックダウン(都市封鎖)が続けられているが、感染の封じ込めには至っていない。

週末には南島で約1年ぶりに市中感染が報告された。ただし当局は、この事例から感染が広がる可能性は低いとしている。

ニュージーランドは10月に入って、新型コロナの新規感染者をゼロに抑え込む戦略を断念。感染拡大を抑えつつ、コロナとの共生路線を探る方針に転換した。

ニュージーランドでは25日現在、ワクチン対象者のうち71%が接種を完了した。オークランドは77%がワクチン接種を終えている。