[ロンドン 30日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)加盟国の11月の原油生産量は、協定で定められた増加量目標を再び下回ったことが分かった。

ロイターの調査によると、11月の産油量は日量2774万バレル。前月から22万バレル増加したものの、増加幅は供給協定で認められている日量25万4000バレルを下回った。

OPEC加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は、2020年に実施した大幅減産を徐々に解除している。ただ、小規模産油国の多くが供給量を増やせずにいるほか、新型コロナウイルスの感染再拡大に備えて過剰生産を警戒する向きもある。

OPECプラスは11月も、協調減産幅を毎月日量40万バレルずつ縮小する計画を維持している。このうち約25万3000万バレルはOPEC加盟の10カ国が分担していることが、ロイターが入手したデータで明らかになった。

産油量が目標を下回ったため、OPECの減産順守率は前月の118%から120%に上昇した。

OPECプラスは12月2日に閣僚級会合を開く。