[テグシガルパ 30日 ロイター] - 中米ホンジュラスで11月28日に行われた大統領選挙の与党候補で首都テグシガルパ市長のナスリー・アスフラ氏は30日夜、敗北を認め、セラヤ元大統領夫人で左派野党候補シオマラ・カストロ氏の当選を祝福した。12年ぶりに左派が政権を握るとともに、同国初の女性大統領が誕生する見通しとなった。

ブリンケン米国務長官もカストロ氏の勝利を祝福し、米政府はカストロ氏と仕事をすることを楽しみにしていると述べた。

開票率52%強の時点で、カストロ氏は53.4%を得票、アスフラ氏は34.1%。

ホンジュラスは台湾と国交がある数少ない国の一つだが、カストロ氏はマニフェスト(選挙公約)で、勝利すれば中国と国交を結ぶとしていた。ただ、選挙を目前に控えた先週、米政府高官が訪問した後、マニフェストを起草したカストロ氏の側近はロイターに、最終的な決定はしていないと語っていた。

併せて行われた議会選挙の暫定開票結果は発表されていないが、初期の開票情報では、カストロ氏の政党による連合が過半数を獲得すると見込まれる。

エルナンデス現大統領は国民に不人気で、米当局は麻薬密輸への関与を疑っている。大統領退任後に訴追される可能性がある。