[ブラジリア 1日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の米州事務局である汎米保健機構(PAHO)は1日、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン」の感染が、すでに確認されているカナダとブラジル以外の南北アメリカ各国にもほどなく拡大する可能性が高いとの見解を示した。

WHOによると、現在までに24カ国で感染者が報告されており、各国が国境管理を強化して水際対策に動いている。

カリッサ・エティエンヌ事務局長は会見で「今は、スピードと透明性が特に重要だ。しかし、何よりも人々を怖がらせることがないよう要請する」と述べた。

先週の北米でのコロナ感染者数はほぼ横ばいだが、依然として高水準で推移している。一方、メキシコでは感染者数・死者数ともに20%以上減少した。

中米では、パナマを除く全ての国で感染者数・死者数が減少した。

南米では、南回帰線以南の南端部でここ数週間、感染者数が着実に増加している。アンデス地域とブラジルでは感染拡大が一服している。