[イスタンブール 2日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は2日未明、エルバン財務相の辞任を承認し、後任にネバティ副財務相を指名した。官報で明らかになった。

トルコリラは経済政策の方向性を巡る懸念から最安値を更新しており、11月だけで27%値下がりした。

エルバン氏はエルドアン大統領の娘婿、ベラト・アルバイラク氏の後任として財務相に就任したが、わずか1年余りで辞任する結果となった。

トルコではエルドアン大統領が過去2年半に3人の中央銀行総裁を突然解任するなど、経済分野の要職者が相次いで入れ代わり、政策立案の信頼性が大きく低下したとみられている。

アナリストは、経済運営の失策や政策の不透明感が、2桁の高インフレ率や外貨準備の低迷、リラ安の背景にあると指摘する。

トルコ中銀が9月にハト派的なスタンスに転じたことを受け、エルバン氏はエルドアン大統領に政策方針の見直しを説得できる可能性のある最後の閣僚の1人とみられていた。