[ロンドン/ダブリン 27日 ロイター] - 英国議会は27日、欧州連合(EU)離脱後の英領北アイルランドを巡る通商ルールの一部廃止を可能とする「北アイルランド議定書法案」について、手続きを進めることを295対221の賛成多数で承認した。議会手続きの最初のハードルを越えた形で、今後は法案内容の精査に入る。

EUは一方的な行動は国際法に違反すると反発しており、英国内でもメイ前首相が「この法案は国際法上合法ではなく、目的を達成できず、世界から見た英国の地位を低下させるものであり、支持できない」と批判している。

また、この法案が最終的に上院(貴族院)に移ると、より大きな困難に直面する。貴族院では政府が過半数を押さえておらず、多くの議員が法案に懸念を表明しているためだ。