[30日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は30日、ロシアはウクライナの穀物輸出を妨げていないとした上で、ウクライナの農産物が世界の食料市場から失われたとしても影響は軽微との見方を示した。

プーチン大統領は「われわれはウクライナの穀物輸出を妨げてはいない。ウクライナ軍は港への経路に機雷を仕掛けているが、その機雷をの除去を妨げるものは誰もいない。われわれはそこからの穀物輸送の安全を保証する」と指摘。世界の食料市場における問題や食料価格の上昇は欧米の制裁に起因していると改めて主張した。

また、ウクライナ国内に積み上がっている小麦は500万トンと世界生産量の0.5%に過ぎず「世界市場に何ら影響を与えない量」とし、ウクライナが世界市場に与える影響を軽視した。

一方、国連は5月上旬にウクライナに積み上がっている穀物は2200万トンと推定。ウクライナのゼレンスキー大統領は6日、今秋までに7500万トンに膨らむ可能性があると述べた。