[北京 4日 ロイター] - 中国外務省の趙立堅報道官は4日、米航空宇宙局(NASA)のネルソン長官が中国が軍事計画の一環として月を「乗っ取る」かもしれないと発言したことについて、無責任な中傷だと反発した。

ネルソン長官は2日付の独紙ビルトに「中国が月に着陸して『われわれのものだ、出て行け』と言い出すかもしれないと強く懸念する必要がある」と発言。中国の宇宙計画は軍事的なものであり、他の国からアイデアや技術を盗んできたと述べた。

趙報道官は「NASAのトップが事実を無視し、中国について無責任な発言をしたのは今回が初めてではない」と反発。

米国は中国の正常な宇宙活動に対して「中傷キャンペーン」を一貫して展開しており「このような無責任な発言に断固反対する」と述べた。

中国は宇宙に関して人類共通の未来を構築することを目指し、宇宙の武器化と宇宙での軍拡競争に反対してきたと強調した。