[モスクワ 11日 ロイター] - ロシア外務省のネチャエフ報道官は11日、同国でスイスがウクライナの利益代表を務めるという申し入れがあったが、断ったと明らかにした。スイスは西側諸国の「違法な」対ロシア制裁に参加しているため、もはや中立国と見なしていないとした。

「スイス側は、ロシアにおけるウクライナの利益とウクライナにおけるロシアの利益の代表を設ける可能性について、われわれの意見に関心を示した」と説明。

その上で「スイスは残念ながら中立国としての地位を失っており、仲介役も利益代表も務められないとわれわれは明確に答えた」と述べた。

スイスは欧州連合(EU)がウクライナ侵攻を巡り発動した対ロシア制裁に歩調を合わせてきた。

スイスのメディアは先に、同国が利益代表になる提案を行った第1の目的は、ロシアに居住するウクライナ人にスイスの駐モスクワ大使館が領事サービスを提供できるようにすることだと報じていた。