[17日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は17日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)やサル痘への対応を巡る批判を踏まえ、組織を再編し、公衆衛生上の対応を優先させると表明した。

CDCのワレンスキー所長は、科学論文の出版を重視せず、より迅速に状況に対応し、より迅速にデータを提供できるよう、一連の改革に着手していると述べた。

CDCによると、組織再編を手掛けるチームの責任者に、オバマ政権下で厚生省高官を務めたメアリー・ウェイクフィールド氏を指名する計画。

CDCは4月、組織見直しに着手する方針を明らかにした。CDCのコロナ対策では、当初の検査キット開発が遅れたほか、マスク着用や自己隔離のガイダンスが分かりにくいとの批判を受けていた。

ワレンスキー所長は「75年間、CDCと公衆衛生当局はコロナ禍のような状況に備えてきたにもかかわらず、決定的な瞬間に期待に応えることはできなかった」とし、説明責任や協力、コミュニケーション、適時性を重視する「行動重視」を育むことに焦点を当てると強調した。