[キーウ(キエフ) 18日 ロイター] - ウクライナ軍は18日、南部ヘルソンでロシア軍を撃退したと発表した。一方、北部ハリコフではロシア軍による砲撃があり、7人が死亡した。

国連のグテレス事務総長は同日、ウクライナ西部の都市リビウで同国のゼレンスキー大統領、およびトルコのエルドアン大統領と会談する。

ウクライナのオレクシー・アレストビッチ大統領顧問は動画で「先月以来、ロシア軍の前進は最小限にとどまっており、われわれが前進した場面もあった」と指摘。「われわれが目にしているのは『戦略的膠着状態』だ」と述べた。

ウクライナ当局によると、第2の都市ハリコフの住宅街で17日夜、ロシアによる砲撃があり、7人が死亡、16人が負傷。ゼレンスキー氏はメッセージアプリ「テレグラム」で、「これは市民に対する正当性のない攻撃だ」と非難した。

ウクライナの軍事アナリスト、オレグ・ジダーノフ氏によると、ヘルソン北東のビロヒルカ町付近でウクライナ軍がロシア軍の進撃を阻止した。

ウクライナ軍は29人を殺害したほか、大砲、装甲車、軍需品倉庫を破壊したと発表した。

ロイターは戦況報告を独自に確認できなかった。

米国、アルバニア、フランス、アイルランド、ノルウェー、英国はウクライナ戦争の影響を議論するため、ロシアの侵攻から6カ月となる24日に国連安全保障理事会を開催するよう要請した。複数の外交筋が明らかにした。

<ロ黒海艦隊の司令官交代>

一方、ロシア通信(RIA)は17日、ロシア黒海艦隊の新司令官にビクトル・ソコロフ氏が就任したと関係筋の情報として伝えた。これまで司令官を務めていたイーゴリ・オシポフ氏は解任されたもようで、この情報が確認されれば、ロシアのウクライナ侵攻開始以降で最高位の軍幹部の解任となる。

また、国連が仲介した穀物輸出協定に基づき、ウクライナから新たに3隻の穀物船が17日出港した。協定に基づいてウクライナを出港した船は24隻となった。