[ベルリン 18日 ロイター] - 独エネルギー規制当局、連邦ネットワーク庁のミュラー長官は、エネルギー危機を避けるため政府が設定した11月のガス貯蔵率の目標は達成できない見通しとし、厳しい冬になると語った。

ウクライナ戦争を受けて、ドイツはロシア産ガスへの依存度を減らすための3段階の緊急計画を策定、現在は第2段階に入っている。ロシアは6月中旬以降「ノルドストリーム1」を経由した欧州へのガス供給を大幅に削減し、現在は技術的な問題を理由に契約量の20%しか供給していない。

ドイツは、9月1日までに貯蔵率を75%に引き上げるという第1段階の目標は既に達成。第2段階では10月1日までに85%、第3段階では11月1日までに95%に引き上げる。

長官は18日付の独メディア、tオンラインで「次の目標は、最初のものほど早く達成できるとは思わない」と語った。

85%の目標は「不可能ではないが非常に野心的」で、暖房が既に使用されている場合は10月1日までに達成するのは厳しいと指摘。11月1日までに95%に引き上げる目標は「全シナリオで達成は見込まない。個々の貯蔵システムが非常に低い水準からスタートしたためだ」とした。