[17日 ロイター] - 世界の投資家や年金基金で構成し、企業に環境問題への取り組みを働きかける非営利団体「Ceres(セリーズ)」は16日、干ばつや異常気象が広がっていることを受け、水の使用量が多い企業に財務リスクへの対処や資源の保護を求めるイニシアチブを立ち上げた。

年金基金のほか資産運用のフランクリン・リソーシズやフェデレーテッド・ハーミーズ、フィデリティ・インターナショナルなど64の投資家(合計運用資産は9兆8000億ドル)が参加する。

これらの投資家グループは食品やテクノロジー業界などの企業に対し、自社の事業が水質や水資源の量、淡水生態系の保護に与える影響に一段と注意を払うことを求めている。

英地方自治体の年金基金などを代表するフォーラムの幹部は「まず第一に、企業は水不足などの問題から生じる自社のリスクを示すことが求められる」と指摘。その上で、投資家は取り組みに消極的な取締役に反対票を投じるなどの追加措置を検討する可能性もあるとした。