[シドニー 28日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)のカレン・シルク総裁補は28日、インタビューに応じ、インフレを抑えるために金利をさらに上げる必要があり、国内経済は「浅い」リセッション(景気後退)に直面する可能性が高いと述べた。

来年2月の次回会合で利上げ幅を決定する際には、消費、企業投資、住宅などのデータを注視するとした。1月25日に予定されている第4・四半期のインフレ指標も重要な材料になる。

先週、政策金利は過去最高の75ベーシスポイント(bp)引き上げられ、約14年ぶりの高水準である4.25%に達した。市場は2月にも75bp引き上げられるとの予想に傾いており、来年7月までに5.5%のピークに達すると完全に織り込んでいる。

NZ中銀はこの引き締めに世界的な成長減速が相まって、2023年半ばから1年間の景気後退が国内で起こると予測。シルク氏は4四半期にわたってGDP(国内総生産)が1%減少するとの見通しについて、「比較的浅く、テクニカルな」ものだと述べた。