[モスクワ 1日 ロイター] - ロシア人の外国銀行への預金は、昨年1月から11月の間に約2.5倍に増え、約5兆ルーブル(当時のレートで約820億ドル)となった。ロシア中央銀行が1日発表した。

ただ、これらの預金の一部はルーブルに交換されたり、不動産購入に使われたりしているため、必ずしもロシアの銀行から外国の銀行に外貨預金が流出したことを意味しないと中銀は指摘した。

ロシアが昨年2月24日にウクライナに侵攻して以来、ロシア人が海外に保有する預金は増加傾向にあり、数十万人が移住を選択した。

中銀の月次統計によると、外国銀行への預金流入が最も多かったのは9月で90億ドル超を記録。同月には部分動員が開始された。

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