Daren Butler

[イスタンブール 21日 ロイター] - トルコを訪問中のクリス・マーフィー米上院議員は21日、エルドアン大統領らトルコ政府要人との会談を踏まえ、米トルコ関係改善の機運が高まっているとの見方を示した。

両国関係は、トルコのロシア製防空ミサイルシステム調達や、トルコがテロリスト集団と見なすクルド武装組織への米国の支援、その他さまざま人権問題を巡って冷え込んでいた。

しかし、トルコがスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟を承認したことを受け、米政府はトルコへのF16戦闘機売却を承認した。エルドアン大統領は先週、両国関係の改善に言及していた。

マーフィー議員はロイターのインタビューで「何か現実的な新たな良い雰囲気がある。それを昨日の全ての会談で強く感じた」と語った。

マーフィー氏はジャンヌ・シャヒーン上院議員とともにエルドアン大統領とフィダン外相に面会し、スウェーデンのNATO加盟支持に謝意を示した。

会談ではロシアとウクライナが主要議題となった。特に「ロシアが米制裁を回避する場所にトルコがならない」ための協力強化が重要なテーマとマーフィー氏は指摘した。

「パートナーシップ強化について多くの支持の声を聞いた。スウェーデンのNATO加盟支持およびF16売却は、米制裁の執行支援でわれわれのより緊密な協力を容易にすると思う」と語った。