[ワシントン 26日 ロイター] - 米運輸省は26日、中国の航空会社に対し、米国への旅客便を3月31日付で現在の週35便から50便に増やすことを認めたと明らかにした。

この承認について「2024年夏の旅行シーズンに向け、米中市場の一段の正常化への重要な一歩」と説明した。

米中の航空会社が運航していた往復便は、新型コロナウイルス流行で20年に規制が導入される前は週150便以上に上った。23年8月まで週12便に減便されていたが、米運輸省は同年11月に週35便の運航を中国航空会社に認めた。

米航空会社で組織する業界団体「エアラインズ・フォー・アメリカ」は「段階的かつ相互的に中国との市場を再開する米政府のアプローチを支持する。米政府がこのアプローチを維持することが不可欠だ」と表明。同団体に加盟する米国の航空会社は合計で週31便の中国便を運航している。

在ワシントンの中国大使館は「中米間の直行旅客便の増便で前向きな進展があったことは喜ばしい」とし、今後さらに両国の人的交流が促進されるよう取り組みを進めていくと述べた。

レモンド米商務長官は昨年訪中した際に両国間の旅行と観光を拡大したいと表明。中国人の米国旅行が19年の水準に回復すれば、米経済に300億ドルの経済効果があり、米国で5万人の雇用が創出されると述べていた。