[コペンハーゲン 27日 ロイター] - デンマークの海運大手マースクは27日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派による商船攻撃に伴う紅海の物流混乱が今年下期まで続く恐れがあるという見通しを示した。とりわけ米東部に向かう船舶に大幅な遅延が生じる可能性があると警告した。

マースクの北米責任者は声明で、紅海における混乱が下期まで長引く可能性を踏まえ、企業はサプライチェーン計画により長い輸送時間を考慮する必要があると述べた。さらに、輸送時間の長期化に伴うコストの上昇にも備えるよう促した。

海運大手などは、紅海やスエズ運河を迂回し、距離の長いアフリカ南端の喜望峰を回るルートに切り替えている。マースクは遅延を補うため、船舶の輸送能力を約6%拡充したという。