[キーウ 28日 ロイター] - ウクライナのマルチェンコ財務相は28日、今年を乗り切るには海外からの資金援助が月約30億ドル必要になると述べ、米国の追加支援が行き詰まる中、ウクライナが直面している課題を浮き彫りにした。

同盟国からの安定的な金融支援によってウクライナのマクロ経済は ロシアとの戦争中に安定を維持できてきたとし、国際支援が今年も重要になると強調。

声明で「2024年には海外からの資金調達ニーズが月約30億ドルに達する。海外資金の取り込みが遅れてはならない」と述べた。

ウクライナは22年2月のロシアによる侵攻開始以降の2年間で、西側のパートナーから730億ドル超の金融支援を受けている。

ただ、欧州連合(EU)と米国の大規模追加支援策が大幅に遅れてきたため、今年の支援額はかなり低下している。

EUは今月、500億ユーロ(期間4年)のウクライナ向け支援についてようやく合意した。