[ロシア 29日 ロイター] - 北極圏の刑務所で死亡したロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の報道担当者キラ・ヤルミシュ氏は29日、翌日に行われる葬儀のために霊柩車を契約しようとしたところ、何者かによって阻止されていると明らかにした。

ロシア刑務所当局は16日、ナワリヌイ氏が北部ヤマロ・ネネツ自治管区の刑務所で死亡したと発表。同氏の代理人によると、葬儀と埋葬は3月1日にモスクワで行われる。

ヤルミシュ氏は、何者かが霊柩車を提供する業者を電話で脅しており、その結果、遺体の搬送に同意する業者がいない状態になっているとX(旧ツイッター)に投稿した。

ナワリヌイ氏の支持者らは、葬儀のもようをオンラインでライブ配信する予定。葬儀に参列できない人に対し、3月1日の午後7時に各地にある追悼場所に行くよう呼びかけている。

過去の集会の状況を踏まえると、ナワリヌイ氏の葬儀には警察による厳重な警備が予想され、当局が政治デモと見なせば、法律に基づき解散させる可能性が大きい。ナワリヌイ氏の妻ユリアさんは、葬儀が平穏に行われるかは分からないとしている。