[ワシントン 29日 ロイター] - バイデン米大統領は29日、パレスチナ自治区ガザでイスラエル軍が援助物資を待つ人々に砲撃し多くの死傷者が出ているという情報を受け、戦闘休止に向けた協議を複雑にする公算が大きいという認識を示した。

ガザの保健当局は同日、イスラエル軍がガザ市近郊で援助物資を待つ人々に砲撃し、パレスチナ人が104人死亡、280人が負傷したと発表した。

バイデン大統領は記者団に対し、異なる情報が入り混じっているため、「米政府は状況を確認している段階だ」と語った。

イスラエルやイスラム組織ハマス、仲介のカタールなどによるガザ休戦協議については「同地域の当局者と電話で話したところだ」とし、一時停戦を巡る合意が週明けの3月4日までに「おそらく実現しないだろうが、期待はしている」と述べた。

また、ガザ保健当局は29日、イスラエル軍とハマスの戦闘によるガザの死者が3万人を超えたと発表した。