[モスクワ 4日 ロイター] - ロシア大統領府のぺスコフ報道官は4日、ドイツ軍高官の会議の内容が漏えいした問題で、ロシア領内への攻撃計画が話し合われていたとの見解を示した。その上でショルツ独首相が事態を把握していたか疑問を呈した。

ロシアメディアは1日、ドイツ軍高官らがウクライナへの兵器供与やウクライナによるクリミア半島の橋への攻撃の可能性について協議している38分間の録音音声を公開。独国防相は3日、ロシアがドイツの分断を狙った「情報戦」を行っていると非難した。

ぺスコフ氏は「ドイツ軍内でロシア領土への攻撃計画が実質的かつ具体的に話し合われていたことを示している」と断言。「軍が独自の判断で行ったかどうかを明らかにする必要がある。問題は軍がどの程度管理可能なのか、ショルツ氏はどの程度状況を管理しているのかだ。あるいはこれが独政府の方針なのか」と述べた。

「どちらにせよ非常にまずい。ウクライナを巡る紛争に西側諸国が直接関与していることを改めて示している」と語った。

ロシア政府は4日、ドイツ大使を呼んで説明を求めた。大使は記者団にコメントすることなく、外務省を後にした。