[北京/マニラ 5日 ロイター] - フィリピン沿岸警備隊(PCG)は5日、南シナ海で中国船が「危険な操縦」を行い、フィリピン船と衝突したとし、中国海警局を非難した。

PCGの報道官は、フィリピン船が軽度の構造的損傷を受けたとX(旧ツイッター)に投稿。「(中国側の)無謀で違法な行動が衝突につながった」と述べた。船首が互いに接触する映像も投稿した。

フィリピン船は、同国が領有権を主張する南シナ海のセカンド・トーマス礁(フィリピン名アユンギン礁、中国名・仁愛礁)に座礁させた軍艦への補給任務の支援に当たっていた。

一方、中国海警局は、フィリピン船がセカンド・トーマス礁付近の海域に不法侵入したため措置を講じたと発表した。

中国はセカンド・トーマス礁を含む南シナ海のほぼ全ての領有権を主張。巡視船を派遣しており、フィリピンとの間で度々こうした船舶の衝突が起きている。

中国海警局は声明で、法律に従ってフィリピン船を追い払うために必要な措置を取ったと説明した。

声明には先月の「スカボロー礁への不法侵入」に関するリンクなども含まれており、海警局がこれまでに取った対応についても言及がある。