Mike Stone Steve Holland Phil Stewart

[ワシントン 7日 ロイター] - バイデン米政権は先週、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ南部ラファ侵攻を阻止するため、イスラエルへの兵器輸送を一時停止した。政権高官が7日に明らかにした。

内訳は2000ポンド爆弾1800発と500ポンド爆弾1700発という。

高官は匿名を条件に「この兵器の輸送をどのように進めるかについて最終的な決定は下していない」と述べた。

また、関係筋4人によると、兵器の輸送は少なくとも2週間止められており、米ボーイング製の精密誘導装置「統合直接攻撃弾(JDAM)」や小口径爆弾が含まれている。

ホワイトハウスと国防総省はコメントを控えた。

兵器の輸送停止は昨年10月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲後、米国がイスラエルに対する全面的支援を申し出てから初めてとみられる。