[10日 ロイター] - ブリンケン米国務長官はパレスチナ自治区ガザでのイスラエルの活動に関する報告書を早ければ10日にも議会に提出し、その中でイスラエルが米国製兵器の使用に関する規定を違反したとは認定しない見込みだと、米ニュースサイトのアクシオスが9日報じた。

アクシオスは複数の当局者の話として、国務省がイスラエルを含む7カ国について、それぞれの紛争での武器使用を検証していると伝えた。

国務省は、バイデン大統領が2月に出した国家安全保障覚書(NSM─20)で、米国製兵器を米国法や国際法に抵触せず使用するというイスラエルの主張の信頼性について、報告書を5月8日までに議会に提出することを義務付けられた。国務省報道官は7日の会見で、NSM─20報告書はまだ作業中だと説明していた。