[モスクワ 13日 ロイター] - ロシアのラブロフ外相は、西側諸国がウクライナのために戦場で戦うことを望むなら、ロシアには対抗する準備があると述べた。ロシア通信(RIA)が13日に伝えた。

新政権発足に伴う再任に向け行われた議会公聴会で、ラブロフ氏は「(西側が)戦場でそれを望むなら、そうなるだろう。それは彼らの権利だ」とけん制した。

マクロン仏大統領が将来的な軍派遣の可能性を否定しなかったことを受け、ロシアは北大西洋条約機構(NATO)との直接衝突に対する警告を強めている。

ロシア大統領府(クレムリン)は先週、NATO軍のウクライナ派遣は極めて危険と発言。プーチン大統領は第三次世界大戦につながる恐れがあると述べている。

ラブロフ氏はまた、スイスで来月開催予定のウクライナに関する和平協議について、実施されればロシアに対する最後通告に等しいと述べた。