[キーウ 17日 ロイター] - ウクライナは今週、ロシア占領下にあるクリミアのベルベク空軍基地に長距離攻撃を行い、戦闘機3機と主要滑走路近くの燃料施設を破壊した。米商業衛星会社マクサーが明らかにした。

同社は16日に撮影された衛星画像を基に、「ミグ31」2機と「スホイ27」1機が破壊されたと説明。「ミグ29」戦闘機1機も損傷を受けたようだとしている。

ウクライナ側は同基地の攻撃を発表していない。

ロシア国防省は16日、ウクライナがクリミアに夜間攻撃を行い、自国の防空部隊が長距離ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」5発を迎撃したと発表。15日にもクリミアに向けて発射された同ミサイル10発を迎撃したと明らかにしている。どちらについても被害には触れていない。