[28日 ロイター] - ロシア財務省は28日、年収240万ルーブル(2万7100ドル)以上を対象にした所得税の累進課税強化や、肥料・鉄鉱石生産者に対する鉱物抽出税の引き上げを提案した。

インタファクス通信によると、税法改正案は2025年からの施行が予定され、その年に2兆6000億ルーブルの歳入増をもたらすと試算されている。

所得税率は現在、大多数の国民にとって13%となっており、一部の高額所得者は15%に設定されている。

改正案では、年収240万─500万ルーブルに15%、500万─2000万ルーブルに18%、2000万─5000万ルーブルに20%の税率が適用される。5000万ルーブルを超えると22%の税率となる。

シルアノフ財務相は「今回の税制改正は労働人口6400万人のうち、年収240万ルーブルを超える200万人(3.2%)にしか影響しない」としている。

同省はまた、法人税率を20%から25%に引き上げることを提案。企業の要望に応じ、一部投資対象の控除を盛り込むと約束した。