[10日 ロイター] - ロシア財務省は10日、5月の財政赤字が対国内総生産(GDP)比で0.5%となり、前月の0.8%から縮小したと明らかにした。月間の支出が年初来最低となった。

ただ、政府がウクライナ戦争で防衛部門に多額の資金を投入していることから、1─5月の総支出は18.9%増と2023年水準をはるかに上回っている。

財務省の速報値によると、1─5月の財政赤字は9830億ルーブル(110億4000万ドル)。前年同期は3兆0300億ルーブル、今年1─4月は1兆4800億ルーブルだった。

歳入は45.5%増、石油・ガス収入は73.5%増、非石油・ガス収入は予定を上回る税収が押し上げて34.1%増加した。

23年初頭は、石油価格の上限設定や原油の禁輸措置を含むウクライナ戦争関連の西側制裁により、エネルギー収入が圧迫された。