[北京 12日 ロイター] - 今夏もアジアの各国が異常気象に備える中、中国北部と中部の一部では今週、記録的な高温となり、東部では深刻な干ばつが農作物の収獲を脅かしている。

国家気候センター(NMC)によると、中国は数日間、厳しい暑さに直面し、12日には河北省北部で気温が42度に達する見込みだ。

NMCは11日遅く、気温上昇によるエネルギーの供給や農作物の生産、人々の健康への影響に対して警戒を促した。

公式データでは、中国では今年に入って異常に気温が高いことが多く、3月から5月までの平均気温は1961年の観測開始以来の高さとなった。

NMCは今週、河北省北部と山東省東部の20カ所以上の地点で、6月1日―10日に今季の最高気温を観測したと発表した。

NMCによると、気温上昇は中国北部で今月20日まで続き、河北省、山西省、河南省中部では、過去最高気温となるか、上回る可能性がある。

インド北部も熱波が続き、5月下旬には気温が50度を超えた。3月以降、インド国内で2万5000例近い熱中症と56人の死者が出ていると、疾病管理当局が今月1日に発表した。