[香港 13日 ロイター] - 香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は13日、米連邦準備理事会(FRB)の決定に追随し、政策金利の基準金利を5.75%に据え置いた。

FRBは12日に金利を据え置き、利下げ着手が12月になる可能性が示された。

HKMAは「最近の経済データがまちまちで、、インフレが高止まりしていることから、FRBがいつ利下げを開始するかはなお不透明」と指摘。高金利環境はしばらく続く可能性があるとの見解を示した。

一方、香港の金融・通貨市場は円滑かつ秩序ある運営が続いており、香港ドル相場は安定していると説明した。

香港は香港ドルHKD=D3を1米ドル=7.75─7.85香港ドルの範囲に抑える「ドルペッグ制」を採用しており、金融政策を米国に連動させている。