[ワシントン17日 ロイター] - バイデン米大統領陣営は、27日に予定されている大統領選候補者の初回のテレビ討論会を前に、共和党の対抗馬トランプ前大統領の有罪評決に照準を定めた広告を展開する。5000万ドル規模の選挙広告の一環。

トランプ氏の法的問題に関与することを避けていたバイデン氏の姿勢の顕著な変化を示している。

「人格は重要だ(Character Matters)」と題した30秒の広告で、「今回の選挙は自分のことしか考えていない有罪評決を受けた犯罪者と、皆さんの家族のために奮闘している大統領との間での選択だ」と訴え、2人の候補者の対比を強調している。直近の選挙で共和党と民主党の勢力が入れ替わった全ての激戦州で17日から放映される。

バイデン氏の陣営と複数の民主党員らは当初、トランプ氏の有罪評決を強調することには消極的だった。広告や新たな戦略においては静観し、世論調査や有権者の反応を見極めてから対応する姿勢だった。

27日の討論会は、今年の選挙戦における非常に重要なイベントと位置付けられており、両陣営は最初の直接対決に向けて急ピッチで準備を進めている。